日時:2024年7月13日(土曜日)14時から16時
場所:中野区立中央図書館 地下2階 セミナールーム
横尾靖氏と横尾裕子氏を講師に迎え、北斎の冨嶽三十六景より選んだ絵で掛軸を作るワークショップを行いました。参加者は「北斎の絵」色とりどりの「裂地(きれじ)」「ピタット軸(マグネット式掛軸)」から好きな素材を選びました。横尾裕子氏が「組み合わせも楽しんでほしい」と仰ったので皆さんは時間をかけて真剣に組み合わせを考えていました。両面テープを使って素材を貼り合わせていく作業はとても細かかったですが、講師のサポートもあり皆さん器用にこなされておりました。だんだんと掛軸の形になっていく過程に感嘆の声も上がりました。最後は完成した掛軸を壁に並べ、各々写真を撮ったり感想を言い合いました。同じ北斎の絵を選んでも裂地や掛軸の色が違うと雰囲気もガラッと変わり、十人十色の作品が出来上がりました。
【講師の横尾 靖氏(右)と横尾 裕子氏(左)】
【選んだ絵に好みの裂地(きれじ)をカットして貼り付ける参加者。両面テープの細さはわずか3ミリメートル。慎重さと正確さを要する作業だった】
【完成した掛軸を壁に並べ全員で観賞した】