図書館の使い方をいろいろしょうかいします。
「じてん」でしらべると、べつの言い方やにていることば、かんけいのあることや、外国のことば、しゅるい、せつめいなどが書いてあります。つぎにしらべるものが見つけやすくなるので、たいへんべんりです。
「じてん」は2さついじょうつかって、しらべてみてください。
「じてん」によって書いてあることがちがうからです。時代によってかわっていたり、まだ正しいせつめいとして決まっていないことなどがあるので、2さついじょうでしらべてみましょう。
じてんなどでしらべた「ないよう」の中に、もっとしらべてみたいこと、気になる「ことば」を見つけてみましょう。
それが「キーワード」になります。
しらべたいことがたくさんあってたいへんなときは、「しらべたいことば」と「しらべたじてんの名前」と「その本のなんページに書いてあったか」をメモに書いておきましょう。
OPACに「しらべたいことば」を入れて、さがしてみましょう。
本が見つかったら、本の名前、おいてあるばしょなどをメモするか、「いんさつ」ボタンをおしてレシートにいんさつしましょう。
図書館は本をさがしやすいように、本のないようごとに番号をつけてじゅんばんにならべています。この番号のことを「ぶんるい番号」といいます。
見たい本のぶんるい番号がOPACでしらべて分かったら、としょかんのフロア図などでその場所に行き、見たかった本を見つけたら、そのほかの同じぶんるい番号の本も見てみましょう。
【ぶんるい番号について】
ぶんるい番号は、日本十進ぶんるいほうというきそくで決められています。
しらべたいことがどの本にのっているか、しらべる本があります。たとえば『どの本で調べるか』、『人物を調べるじてん』(いずれもリブリオ出版)などがあります。
しらべたいことばが見つからなかったら、言いかえてべつのことばでしらべてみましょう。
「じてん」やしらべものの本には、「もくじ」と「さくいん」がついています。
本をぜんぶ読まなくても「もくじ」や「さくいん」で、しらべたいことばをさがせば、しらべられます。
べつのページに、まとめてあります。
学校のしゅくだいや自由研究など、いろいろなじょうほうがひつようなときにしらべてみましょう。
しらべものリンクしゅう
しらべたら、次のようにしらべものカードにまとめておくとべんりです。
1.テーマ | テーマをかく みんなが気になるような名前をかんがえてみよう |
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2.そのテーマをえらんだりゆう | なぜこのテーマについてしらべたのか、「りゆう」をくわしく書いてみよう |
3.しらべる前にかんがえた「しらべ方」 | どこで、なにをつかって、どのようにしらべたらいいか、かんがえたことを書いてみよう ※だれかにインタビューしてみるなども、しらべる方法のひとつです |
4.調べたないよう | しらべた方法ごとに、しらべたこと、わかったこと、わからなかったこと、次にしらべたいと思ったこと、かんがえたことなどを書いてみよう 図や表などを書いたり、だいじなところにはせんを引いたりすると、見やすくなります インタビューでしらべたときは、インタビューした日と、こたえてくれた人の名前(しらべた紙に書いていいかもたしかめましょう)、あとでまたしつもんしたくなったときにどこにれんらくしたらよいかなど、書いておきましょう |
5.まとめ | 自分の考え、気づいたこと、わかったこと、わからなかったことなどを書いてみよう |
6.さんこうしりょう | しらべるときにつかった本のだいめい(書名)、本をかいた人の名前(編著者)、本をつくった会社の名前(出版者)、ページ数を書きましょう ホームページでしらべたときは、しらべたホームページの名前、ホームページのアドレス、しらべた日を書きましょう |
中野区立図書館の子どもの本は、大きく3しゅるいに分けられています。
「えほん」、「よみもの」、「知識(ちしき)の本」です。
また、ラベルの色がわかれば、本がおいてあるばしょもわかるようにしています。
「えほん」は、4色のラベルでおくばしょを分けています。
「よみもの」の本は、2色のラベルでおくばしょを分けています。
「ちしきの本」は、日本十進ぶんるいほうというきそくで、本をさがしやすいように、本のないようごとに番号をつけてじゅんばんにならべています。
十進ぶんるいほうとは、あらゆるテーマを9しゅるいのグループにわけていき、そのどれにも当てはまらないテーマを「0」として、ぜんぶで10個のグループにぶんるいするためのきそくです。
0 総記(そうき)、1哲学(てつがく)、2 歴史(れきし)、3 社会科学(しゃかいかがく)、4 自然科学(しぜんかがく)、5 技術(ぎじゅつ)、6 産業(さんぎょう)、7 芸術(げいじゅつ)、8 言語(げんご)、9 文学(ぶんがく) と表しています。
また、中野区立図書館では、ラベルの色によっても分けています。
※ラベルの中の数字は、ぶんるい番号を表しています。
図書館の本は、中高生向けの本(YA)、かみしばいや、外国語の本(洋書)、あかちゃんむけのえほんや、ブックリストの本、閉架書庫(へいかしょこ)など、とくべつなばしょにおかれているときもあります。
見つからないときは「保管場所(ほかんばしょ)」も見てみましょう。
それでも見つからない、おいてあるばしょが分からない。そんなときは、図書館の人にきいてみてください。