日時:2024年2月4日(日曜日)14時から15時30分
場所:中野区立中央図書館 地下2階 セミナールーム
音楽書の翻訳を手掛ける松村 哲哉氏による、誰もがどこかで聞いたことのあるクラシックの名曲と、作曲家、時代背景をたどる講演でした。古くはルネサンスからバロックへの過渡期に作曲された教会の礼拝音楽から始まり、バロックといえばこの人たちというバッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、古典派の2強であるモーツァルト、ベートーヴェン、バレエ楽曲、オペラ楽曲など多彩なロマン派、そして近現代、『風と共に去りぬ』のマックス・スタイナーへと繋がっていく、音楽の歴史の移り変わりの要点を知ることができる内容でした。作曲家たちの私生活や曲に関する裏話はユーモアがあり、会場内に笑い声が響いていました。
【講師 松村 哲哉氏】
【モンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』の引用を聴きながらルネサンスからバロックへの変遷をたどっていく】
【講演後、参加者からの質問を受ける松村氏】